北海道住宅通信社様|取材記事掲載のお知らせ

この度ご縁をいただき、
北海道住宅通信社様より、取材をしていただきました。

住宅・建築業界におけるインテリアコーディネーターの仕事について、そして、私が日頃から大切にしていることについて、お話しさせていただきました。

今回の取材を通して、
改めて自分の仕事について考える、貴重な機会となりました。

北海道住宅通信社様、この度は貴重な機会をいただき、
ありがとうございました。

記事は全文公開ができないため、
ここでは紙面ではご紹介しきれなかった内容も交えながら、
今回の取材を通して改めて感じたことや、
私が日頃から大切にしていることについて、
少し掘り下げて綴ってみたいと思います。

目次

変化する住宅業界と、高まるリノベーション需要

今、住宅業界は大きな変化の中にあります。

建築資材や設備の価格高騰、工期の長期化、人手不足。

これまでのように安く、早く、つくることが、簡単ではない時代になっています。

そうした中で、既存の住宅を活かしながら、自分たちの暮らしに合わせて住まいをつくり直す、
リノベーションへの関心も高まっています。

新築は、ゼロから「これからの暮らし」をつくるもの。

一方でリノベーションには、これまで実際に暮らしてきたからこそ分かることを、
次の住まいに活かせるという魅力があります。

「ここに収納があったらよかった」

「家族が自然と集まる場所がほしい」

「朝の身支度を、気分が高まる空間したい」

こうした気づきは、実際に暮らしてみて初めて見えてくるものです。

その一つひとつを拾い上げながら、
今までの不満を解消し、これから叶えたい暮らしへアップデートしていく。

そこに、リノベーションならではの面白さがあると思っています。

理想の暮らしを叶える、第三の視点

中古住宅のリノベーションでは、設計や施工が中心となり、
インテリアまで一貫して相談できる専門家がいないケースもあります。

もちろん、住まいづくりにはさまざまな専門家が関わります。

営業には営業の視点があり、
職人には施工の視点がある。

そこに加えて、インテリアコーディネーターが担うのが、
第三の視点、つまり暮らしの視点です。

「この人は、ここでどんな暮らしがしたいのか」

私は、そこを起点にお客様のお話を伺うことを大切にしています。

たとえば、

家事動線はどうしたいのか。
収納はどこにあれば使いやすいのか。
一人でゆっくり過ごす時間は、どこでつくるのか。

こうした細かな希望は、図面だけでは表現しにくいものです。

日々の暮らしの中で感じている小さな不便や、
「本当はこうしたかった」という想いの中には、住まいをより良くするヒントがたくさんあります。

それらを丁寧にくみ取り、設計や現場へつないでいく。

そして、家具やカーテン、照明まで含めて、住まい全体を一つの空間として考えていく。

それこそが、インテリアコーディネーターの大切な役割であり、
存在意義であり、付加価値だと思っています。

「憧れのインテリア」から逆算する

私がもうひとつ大切にしているのが、
「どんな空間にしたいか」だけではなく、「そこでどんな時間を過ごしたいか」から考えること。

たとえば、「ホテルのラウンジのような空間にしたい」というご希望があったとします。

その場合、完成間際にカーテンや家具を選ぶだけでは、理想の空間を十分に実現できないことがあります。

どのようなカーテンならラウンジらしくなるのか。

そのためにカーテンボックスは必要なのか。
下地はどこに入れておくべきなのか。

照明はどこから、どのように光を落とすのか。

壁掛けテレビにするのか、プロジェクターを採用するのか。

このように完成後のゴールによって、壁の補強や照明計画も変わってきます。

つまり、インテリアは最後に整えるものではなく、設計の段階から一緒につくっていくものなのです。

だからこそ私は、
「憧れのインテリアから逆算して、暮らしのシーンそのものをデザインする」ことを
大切にしています。

家具やカーテン、照明を最後に選ぶのではなく、理想の空間を思い描くところから、住まいづくりに関わっていく。

それが、インテリアコーディネーターだからこそできる提案のひとつだと考えています。

「家を売る」から「憧れの暮らしを提案する」へ

これからの住まいづくりでは、間取りや設備の性能を整えるだけではなく、

「この家で、どんな暮らしができるのか」

「ここで、どんな時間を過ごしたいのか」

という視点が、ますます大切になっていくのではないでしょうか。

SNSで目にする、誰もが憧れる美しい空間。

もちろん、そうした美しさも住まいの大切な要素です。

けれど、それだけではなく、

その人が、どんな気分で、どんな時間を過ごしたいのか。

どんなふうに毎日を楽しみたいのか。

「家を売る」ことから、「憧れの暮らしを提案する」ことへ。

これからは、そんな住まいづくりが、より求められていくのだと思います。

そこで過ごす時間が心地よく、
毎日の暮らしの中で「この家が好き」と思えること。

そして、そこで過ごす自分自身を、好きになれること。

日々の暮らしの中に、心が華やぐ瞬間が増えていくこと。

そんな積み重ねが、
その人らしい住まいの価値につながっていくのだと思います。

今回の取材は、私自身がこれからどのような仕事をしていきたいのかを、改めて考える機会にもなりました。

好きと憧れを、ひとつの場所へ。

心華やぐ上質なインテリアを通じて、あなたらしく輝くための一歩となりましたら幸いです。

Éclat de Fleur 代表
竹内 彩

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