Art-house21で出会った、ネオクラシック
先日、横浜市青葉区にあるArt-house21さんへ伺いました。
ヨーロッパのアンティーク家具を直輸入され、
伝統美と現代のエッセンスを融合させたネオクラシックスタイルを提案されています。
一歩足を踏み入れると、そこはまるでヨーロッパの邸宅。



美しい家具だけでなく、壁面のケーシングや色使い、
ディスプレイまでがひとつの世界観をつくっていました。
まず目を惹かれたのが、空間を彩る美しいディテール。
ケーシングが生み出す陰影や奥行き。
自由でありながら品のある色使い。
そして、遊び心のあるディスプレイ。
家具だけを並べるのではなく、空間そのものがひとつの舞台のように感じられます。



さらに、タッセルやペーパーウェイト、卓上ルーペなど、
思わず手に取りたくなる小物たちも。
ひとつひとつに物語があり、まるで美術館で宝物を探しているような時間でした。



一点物だからこそ出会えるもの
アンティーク家具の魅力のひとつは、同じものが二つとないこと。
長い年月を経てきた家具には、新品にはない、色の深みや素材の表情があります。
傷や色の変化さえも、その家具が過ごしてきた時間の一部。
一点物だからこそ、「これだ」と思えるものに出会ったときの喜びがあります。
そして圧巻だったのは、イベント期間中に並んでいた約300点ものペルシャ絨毯!



産地によって異なる表情を楽しめるだけでなく、
タペストリーのように壁に掛けるアイデアも素敵でした。
玄関や家族が集う場所など、もっと身近に取り入れてもいいのだと感じました。
家具を選ぶだけではない、空間づくり
Art-house21さんの魅力は、
アンティーク家具を販売されていることだけではありません。
家具の搬入・設置の際には、今ある家具を移動して、
新しい家具を美しく納めるところまで対応されています。
また、アンティーク塗装にも対応されていて、
既存の家具や空間に馴染むように仕上げることもできるそう。
さらに、自社工房を構え、家具の修復まで手掛けられています。
長い年月を経てきた家具を、その魅力を残しながら、これからの暮らしへつないでいく。
「買って終わり」ではなく、
その家具がどう生きるのかまで考えていらっしゃる姿勢に、とても感動しました。



アンティークを、今の暮らしへ
アンティーク家具というと、
クラシックなインテリアを思い浮かべる方も多いかもしれません。
私自身も、少し取り入れるのが難しい、
上級者向けのインテリアだと感じていました。
けれど、今ある家具をすべて変える必要はありません。
現代的なソファのそばに、時を刻む置き時計をひとつ。
シンプルな空間に、表情豊かなペルシャ絨毯を一枚。
お気に入りのものを、ひとつ、またひとつと迎えていく。
それだけでも、空間の印象は少しずつ変わります。
大切なのは、クラシックに揃えることではなく、
今あるものとどう組み合わせるか。
古いものと新しいもの。
思い出の品と、これから迎えるもの。
そうした組み合わせが、その人だけの時間へと重なっていきます。

時代を超えて、好きなものを楽しむ
今回のArt-house21さんへの訪問を通して感じたのは、
今ある暮らしに、好きなものを重ねていくことの楽しさでした。
長い時間を経ても美しいもの。
今の暮らしに合う新しいもの。
そして、ずっと大切にしてきたもの。
今あるものに、ひとつ加えてみる。
場所を変えてみる。
時代に流されない、本物の美しさを大切にしながら、
インテリアをもっと自由に。
誰に遠慮するでもなく、自分らしく楽しんでいけたら素敵ですね。




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